卒業・入学・就職・転職・転勤・同棲・結婚・離婚・自分探し。春は多くの方が次のライフステージへ進み、様々な形で新生活を始める時期だと思います。そんな中でも、初めて一人暮らしをする方が家電選びにおいて意外と迷うのが掃除機です。
そもそもちゃんと掃除する?楽に掃除する方法は?置く場所は? 悩みは尽きません。
そもそも掃除機にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が違います。主に以下の3つのタイプが主流です。
- キャニスター型掃除機
- スティック型掃除機
- ロボット掃除機
この記事では、家電業界の知る人ぞ知るプロフェッショナルの話をもとに、新生活で失敗しない一人暮らし向けの掃除機の選び方を解説します。特に、以下のポイントを中心にお伝えします。
- 掃除機の種類の違い
- 吸い込み力の考え方
- 音の大きさ
- 一人暮らしに向いている掃除機
音声でも解説しています
今回の内容はPodcastでも詳しく紹介しています。家電のプロのリアルな解説をぜひ音声でも聴いてみてください。(SpotifyもしくはAmazon Musicで聴けますよ)
掃除機は主に3種類ある
さて、前述のとおり現在の家庭用掃除機は大きく3つのタイプがあります。それぞれについて、特徴を解説します。
キャニスター型掃除機
キャニスター型は昔からあるタイプの掃除機です。
- 本体を床に置くタイプ
- 吸引力が強い
- 紙パック式が多い
本体が大きいため収納スペースを取りますが、吸引力が強くしっかり掃除できるのが特徴です。
スティック型掃除機
一人暮らし含め多くの家庭で人気なのがスティック型掃除機です。
- 軽くてコンパクト
- 充電式が多い
- 収納スペースを取らない
充電スタンドに置くだけで充電できるモデルも多く、手軽に掃除できるのがメリットです。一人暮らしの場合、スペースの問題もあるため、スティック型を選ぶ人が増えています。
ロボット掃除機
急速に普及しているのがロボット掃除機です。その名の通り、自動で部屋を掃除してくれる掃除機です。
- 自動で掃除する
- 外出中に掃除できる
- 比較的音が静か
自動で掃除してくれるのでとても便利ですが、部屋の環境によっては十分に掃除できないこともあります。
【結論】一人暮らしならスティック型
結論からいうと、一般的な一人暮らしの場合、掃除機のおすすめタイプは、
スティック型掃除機
です。その理由はシンプルで以下の通りです。
- 収納スペースを取らない
- すぐに掃除できる
- 軽くて扱いやすい
- 安価なタイプも多い
それほど広さがない一人暮らしの部屋では、キャニスター型のような大きな掃除機は置き場所に困ることがよくあります。
掃除機選びで重視するポイント
ここからは、掃除機を選ぶ際に重視すべき点や注意すべき点について解説します。
掃除機は吸引力が重要
掃除機を選ぶとき、何よりも最も大切なことが吸引力です。一般的に、モーターが強く吸引力が強い掃除機は本体が重くなる傾向があります。逆に、軽すぎる掃除機はなんとなく「吸っている感じが弱い」と感じることもあります。ただし最近の掃除機は性能が上がっているため、軽量のスティック型でも十分な吸引力を持つモデルが増えています。そのため、重さだけでなく、その掃除機がどのくらい吸引力があるのかは必ず確認すべきポイントです。
掃除機は音も重要なポイント
一人暮らしの場合は、掃除機の音もかなり重要なポイントになります。例えば、
・日中外出しているため、どうしても夜に掃除することが多い
・アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる
・壁が薄く、隣の部屋の音が聞こえやすい
といった環境では、音が大きい掃除機は使いづらいかもしれません。実際に、あまりに音を気にせず深夜に掃除をし続けたことで隣人トラブルになったケースはよくあります。また、逆に音を気にしすぎた結果、掃除をあまりしなくなり部屋が清潔に保てなくなったケースもあるといいます。
掃除機はモーターで吸い込む構造のため、どうしても音が出ます。吸引力が強いタイプは必然的に音も大きくなる傾向があります。特に海外メーカーの掃除機は吸引力が強い反面、音が大きいモデルもあるため注意が必要です。日本ほど人口密度が高くない国の製品は、そもそも密接した集合住宅での利用を想定していない設計の場合もあるようです。
一方で、掃除機の中ではロボット掃除機は比較的静かなことが多いです。小さなモーターで動くため、音は比較的小さく、何より日中外出している間に掃除させることができます。音が気になる方はロボット掃除機を選ぶのもアリかもしれません。
ロボット掃除機は一人暮らしで活躍しにくい
あまり掃除が好きではない人にとって、放っておいても掃除をしてくれるロボット掃除機はかなり魅力的です。前述のとおり、音が気になる場合にも有効です。
ただし、一般的な一人暮らしの部屋ではあまり活躍しないケースが多いです。
理由は明確で、掃除できるスペースが限られるためです。ロボット掃除機は、床に物が少ない広いスペースであれば効率よく掃除できます。一方であまり広くない部屋や、モノが多い部屋、段差が多い部屋などでは力を発揮することができません。比較的価格も高くなる傾向があるので、その金額に見合った活躍ができる部屋なのか、必ず確認するようにしてください。
サイクロン式と紙パック式
掃除機にはゴミの集め方にも違いがあります。この機会に違いを理解しておきましょう。
| サイクロン式 | 紙パック式 |
|---|---|
| ・紙パック不要 ・ごみを直接捨てる ・定期的なメンテナンスが必要 | ・ごみに触れず、ホコリが舞いにくい ・メンテナンス不要 ・紙パック代がかかる |
サイクロン式は便利ですが、ゴミを捨てるときにホコリが舞うのが気になるという人もいるようです。最近はロボット掃除機でも、紙パック式のゴミ収集ステーションを採用するモデルが増えています。これはホコリや花粉が舞うのを防ぐためです。
フローリングなら拭き掃除タイプもおすすめ
最近は、吸い込みだけでなく、水拭き機能やウェットシート装着などができる掃除機もあります。フローリングの部屋ではホコリや花粉、細かい汚れを効果的に拭き取ることができるため、掃除がより簡単になります。
ロボット掃除機でも水拭き機能を搭載しているモデルがあるので、広いフローリングがある場合は活用してみるのもアリだと思います。とはいえ、一人暮らしであまり広くない場合は、そこまでの機能は必要ないでしょう。
一人暮らしの掃除機選びまとめ
一人暮らしの掃除機は、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。部屋の広さや掃除の頻度・タイミングを考えて選ぶと失敗しにくくなります。ポイントを表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
| 掃除機のタイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| スティック型 | 小さい部屋で一人暮らしの人 | ・コンパクトで収納しやすい ・軽い |
| キャニスター型 | しっかり掃除したい人 | ・吸引力が強い ・重い |
| ロボット | 物が少ない広い部屋に住む人 音が気になる人 | ・外出中も自動で掃除 ・向いている部屋が限られる |
掃除機は長く使う家電
最近の家電は品質が高く、掃除機も長い期間使えるものが多くなっています。一方で購入から長い期間が経つと、以下のような情報が分からなくなってしまうことがよくあります。
- 購入した店
- 購入した時期
- 型番
- 製造番号(シリアル)
- 保証情報(加入先、保証期間、保証内容)
- サポート窓口
転居などに伴って保証書や取扱説明書を紛失してしまうこともあるあるです。そういった状況にならないために、事前に情報を正しく管理しておくことが大切です。
「モノ管理」はmonomane(モノマネ)

monomane(モノマネ)は、無料であらゆるモノの情報を登録・管理できるアプリです。以下のような情報を簡単に管理することができます。
- 製品情報(製品名/モデル/型式/製造番号)
- 購入情報(購入店舗/購入日)
- 保証情報(保証書画像/保証期間/保証内容/保証提供元)
- 取扱説明書
また、故障などが発生した際も、monomaneからそのまま修理を依頼することも可能です。
新生活はモノが一気に増えるタイミングです。この機会に、家電のモノ管理を始めてみませんか。
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